「ソロギターのためのプロローグ」の版間の差分

提供:帰山栄治作品解説集
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2018年10月20日 (土) 09:26時点における最新版

編成 演奏時間
Solo Guitar ?分
演奏日時 備考 演奏団体
1972.11.28 初演 酒井康雄

本曲は酒井康雄氏の要請により書かれた氏のはじめてのギター曲である。

曲名「プロローグ」は今後への伏線とのこと。

氏の曲には序曲とつく曲名が多いが、それは絶えず前向きであろうとする氏の姿を現しているようでもある。


本曲は「音列」を使った手法で書かれており、楽譜には小節線による区切りはない。音階や旋法によっていないことから、奏者のイマジネーションにゆだねられた部分が多く、氏の「今後への伏線」を知るためには豊かな音楽性が必要であろう。

後に書かれた「念」に比べれば、技術的には易しいことから、カエリヤマニアを自認するギター奏者はトライしてみてはいかがであろうか。

(田中)


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