「別れの曲」の版間の差分

提供:酒井国作マンドリン作品解説集
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==出版==
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*[[奏でる!マンドリン]]


==演奏==
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2020年5月5日 (火) 04:21時点における最新版

別れの曲〔編曲〕

演奏日時 備考 演奏団体
2011.7.10 "meets" 16回演奏会

 1810年ショパンはポーランドに生まれ、7歳でピアノを習いはじめてからは、ピアノとともの人生を送っています。
 本曲が作曲されたのはショパンが22才のときである1832年とされています。 「別れの曲」という曲名はショパンがつけたものではなく、あくまでも彼の若かかりしころに作曲した練習曲(エチュード)の一つです。何ら標題のなかったこの練習曲が、あるショパンの生涯を描いた映画のなかで、主題歌として使われたのが今日このように呼ばれるきっかけであったようです。
 その甘美な旋律の印象が先行して、我が国ではこの曲が「練習曲」であることを知らない人も大勢いるようです。練習の課題としては、3部形式(A-B-A)の主部(A)では、入り組んだ和声の中からメロディーラインをはっきり浮かび上がらせながら歌うこと、そして中間部(B)では、6度の連続の他、珍しい4度の連続の技術が「練習曲」によるところですが、その抑揚感をお楽しみください。

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