早春賦

提供:酒井国作マンドリン作品解説集
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編成 演奏時間
Mn×2

早春賦〔編曲〕(2021)

マンドリン2本の編成で、MPCライブラリー「マンドリンデュオで奏でる唱歌・童謡集(春編)」の中の1曲として収録され、出版されました。
この曲は1913年(大正2年)に吉丸一昌の作詞、中田章の作曲で発表されました。吉丸一昌は、東京帝大を卒業後東京府立第三中学の教員となり、後に東京音楽学校の教授となりました。中学教員時代の弟子には芥川龍之介などがいました。作品は「早春賦」をはじめ、多くの歌曲の作詞・訳詞があります。
中田章は東京都出身。東京音楽学校の教授として音楽理論やオルガンを指導しました。数多くの童謡で知られる中田喜直は彼の息子です。「早春賦」は暦の上では立春を過ぎたがまだ寒さが厳しく、春が待ち遠しいという気持ちを歌った歌です。
メロディはモーツアルトの「春へのあこがれ」にも少し似ています。2007年に「日本の歌百選」に選ばれました。

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