あめふりくまのこ

提供:酒井国作マンドリン作品解説集
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編成 演奏時間
Mn×2

あめふりくまのこ〔編曲〕(2021)

マンドリン2本の編成で、MPCライブラリー「マンドリンデュオで奏でる唱歌・童謡集(夏編)」の中の1曲として収録され、出版されました。
鶴見正夫の作詞、湯山昭の作曲であるこの作品は昭和37年にNHK番組「おかあさんといっしょ」の前身である「うたのえほん」で発表されました。作詞者鶴見正夫は、ある雨の日に、庭先で傘をさしてしゃがみこみじっと水の流れるようすを見ている息子を見て、そこからイメージしてこの詞を書いたそうです。
この物語風の詞に少しアンニュイなメロディがつき、絵本のような世界が広がります。実際に平成21年にはこの曲をテーマにした絵本も発売されています。 平成19年には「日本の歌百選」にも選ばれています。
一方、作曲者湯山昭は、神奈川県生まれの作曲家で、「おはなしゆびさん」「やまのワルツ」「おはながわらった」などの童謡の他、「お菓子の世界」などのピアノ曲や合唱曲の作品が知られています。
この曲は「付点8分音符+16分音符」のリズムで書かれている、いわゆる「ピョンコ節」の曲です(幼児向けの曲にはこのようなリズムが良く使われます)。原曲の歌詞は5番まであり、歌詞の内容に合わせたアレンジにしてあります。(参考文献:Wikipedia、「子供の歌を教材としたワークブック」〔横山真理 他/みずほ出版〕)

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