組曲「オタケとコタケ」

提供:帰山栄治作品解説集
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編成 演奏時間
Mn1 Mn2 Ma Mc Gt Cb グロッケン シロフォン スタンドシンバル ウインドチャイム ウッドブロック 16分
演奏日時 備考 演奏団体
2019.6.2 初演 MOUSA & "meets" 合同演奏会

 本曲は、作者が子供時代に過ごした越前大野の情景をモチーフに古き良き日本を感じさせる作品となっている。「オタケ」とは、五穀豊穣、治療の神の山として地域信仰の対象とされてきた飯降山(いふりやま)のことで、「御岳さん(おたけさん)」と呼ばれ親しまれている。対して「コタケ」は市街地にある小さな里山のことで、「オタケ」に倣ってこのように呼ばれている。雄大な姿で優しく人々の営みを見守るオタケ、里山として人々の営みの源と子供たちの遊び場を供してきたコタケ、そのなかでの若い男女の出会いと愛の歌、そして年に一度の豊穣の祭、オタケとコタケがもたらす自然の恵みへの感謝の祈りを一つ一つの章として描いている。

  • 第1章 : オタケの微笑
  • 第2章 : コタケの賑わい
  • 第3章 : ロマンス
  • 第4章 : 祭りと祈り

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